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LBLベーシックカット講習|ワンレングスを現場で使えるレベルに

LBLベーシックカット講習|ワンレングスを現場で使えるレベルに

ワンレングスを練習しているのになかなか上達せず、現場レベルに達しているかどうか判断できない。そういった不安を抱えながら練習を続けている美容師は多いです。

ただ、上達が伸び悩む原因は、センスや才能だけで決まるものではありません。

LBL講師の山崎

ワンレングスが苦手な場合は、センスや器用さよりも、手順や基本動作が安定していないことが要因になっているケースが多いです。焦らず一つずつ整えていけば問題ありません。

やり方を固めて原因を一つずつ修正していけば、現場レベルに到達することは十分可能です。この記事では上達しない人の共通点を整理した上で、最短で現場レベルに近づくための練習方法とスクールの選び方まで解説します。

目次

国家試験レベルのワンレングスができれば現場に出られるか?

ワンレングスカットでラインががたつく、真っすぐならない

美容学校を卒業して国家試験に合格した段階で、ワンレングスは一通り経験しているはずです。ただ国家試験で求められるレベルと現場で求められるレベルには大きな差があります。

その差を正確に理解しておくことが、練習の方向性を決める上で重要です。

国家試験レベルはスタートラインとして十分

LBL講師の山崎

国家試験レベルはスタートラインとしては十分です。やる気と自主練は必須ですが、現場レベルにしっかり到達できるよう丁寧に指導していきます。

国家試験レベルで切れているということは、ワンレングスの基本的な概念と手順は身についているということです。そこからどう現場レベルに引き上げるかが、卒業後の課題になります。

現場で求められるのは再現性と安定性

現場レベルのワンレングスに求められるのは、一度綺麗に切れることではありません。どんなお客様に対しても毎回同じクオリティで仕上げられる再現性と安定性です。

髪質・骨格・クセが違うお客様を次々に担当する中で、判断を変えながらも安定した仕上がりを出し続けることが現場では求められます。そのために必要なのが基本動作を完全に固めることです。

ワンレングスが上達しない人には共通した原因がある

ハサミとコーム

練習を重ねているのに上達の実感が持てない場合、技術そのものだけでなく、練習の進め方が影響していることも多いです。上達しない人には共通したパターンがあります。

やり方が毎回変わっている

LBL講師の山崎

ワンレングスが苦手な人のほとんどはセンスや手先の器用さではなく、やり方が安定していないだけです。

毎回なんとなく切っている状態では、うまくいったときも失敗したときも原因がわかりません。原因がわからなければ修正もできず、同じ失敗を繰り返すことになります。

やり方を固定して毎回同じ条件で切ることが、上達の前提条件です。

無駄な確認と迷いが多い

LBL講師の山崎

スピードが出にくい要因の一つとして、迷いながら手を動かす場面が多いことがあります。

時間がかかる人の特徴として、ガイドを探している、切っては確認を繰り返す、スライスが細かすぎて進まない、切った箇所をまた切り直すような状況が多く見られます。

速い人は工程が定まっており、作業が必要最小限に整理されていることが多いです。

切っては確認、切っては確認を繰り返す状態は、工程が頭の中で決まっていないことの表れです。次に何をするかが明確になっていれば迷いは生まれません。工程を固定することが、精度とスピードの両方を上げることに直結します。

ワンレングスを上達させるための練習方法

くせ毛をワンレングスに仕上げる

上達しない原因がわかったところで、次は具体的な練習の進め方を確認します。闇雲に回数を重ねるだけだと、上達につながりにくいことがあります。練習の質を上げるための考え方を押さえておくことが重要です。

一度に全部を直そうとしない

LBL講師の山崎

練習する際に最優先で意識すべきなのはコーミングの仕方、立ち位置、テンション、目線を一定にすることです。

すべて同時に意識しようとしないことが大事で、今日はコーミング、今日は立ち位置のように、テーマを一つに絞ってやっていくことをおすすめします。

一度に複数のことを直そうとすると意識が分散して、結果的に何も身につかないまま終わります。練習のテーマを一つだけ決めて、徹底的に意識する。その積み重ねが再現性のある技術につながっていきます。

上達が早い人の共通点

上達が早い人は、練習の量よりも練習の質を意識しています。

工程が固定されていて毎回同じ条件で切る、うまくいかなかったときに原因を特定して次回に活かす、この2点が一貫してできている人は上達のスピードが明らかに違います。

なんとなく繰り返すのではなく、毎回テーマを持って練習することが上達の近道です。

どれくらいの期間でできるようになるのか

LBL講師の山崎

個人差があるので一概には言えませんが、やり方を固定して原因を修正し、毎回テーマを決めて一つずつ意識しながらやっていけば、習得に要する期間は、比較的短くなると見込まれます。

期間よりも重要なのは練習の質です。毎回なんとなく切っている人と、テーマを決めて原因を修正しながら積み上げている人では、同じ時間をかけても、到達できるレベルに差が出ることがあります。

期間の目安も確認しつつ、毎回の練習の目的を明確にすることを優先すると効果的です。

ワンレングスを時間内に正確に切るための考え方

美容室の時計

現場では技術の精度だけでなく、時間内に仕上げることも求められます。ただ、スピードを意識するあまり精度が落ちてしまっては本末転倒です。正確さとスピードを両立させるための考え方を押さえておきましょう。

目安となるカット時間

LBL講師の山崎

早ければ武器になりますが、無理をして精度が落ちてしまっては本末転倒です。サロンベースなら1人30分から1時間、訪問美容なら1時間に3人といったところでしょうか。

訪問美容の場合は特に、限られた時間の中で複数のお客様を担当することになります。1時間に3人という目安を意識しながら、工程を無駄なく進められるようにしておくことが現場では必要です。

あくまで目安であって、最初から時間を優先して精度を犠牲にすることは避けてください。

スピードを上げるために本当に必要なこと

LBL講師の山崎

時間内に切るコツは時間を意識すること、工程を考えることです。

スピードが上がらない原因のほとんどは、工程が頭の中で決まっていないことです。次に何をするかを毎回考えながら進めていると、時間がかかります。

切る前に工程全体を頭の中でシミュレーションしておく習慣をつけることで、無駄な動きが減りスピードが自然に上がっていきます。技術の精度が上がってくると、確認に使う時間も減ってきます。

結果として精度とスピードは同時に上がっていくものです。

ワンレングスの仕上がりを左右する意外なポイント

チェックカットも終わり、綺麗に切れたワンレングスカットのウィッグ

カットの技術を磨くことはもちろん重要ですが、現場ではカット以外の部分も仕上がりに大きく影響します。スタイリングとカウンセリング、この2つを疎かにすると、どれだけ丁寧に切っても本来の仕上がりが伝わらないことがあります。

スタイリングで仕上がりは大きく変わる

LBL講師の山崎

どれだけうまく切っても乾かし方が違えば別のスタイルになります。そのため、どう乾かせばどういう形になるかまで伝えるのが重要です。

カットで作った形を最大限に活かすためには、お客様が自宅で同じように再現できる状態にしておく必要があります。乾かし方を伝えずに終わると、次回来店時に「イメージと違う」という状態になりやすく、技術への信頼にも影響します。

どう乾かせばどういう形になるかをセットで伝えることが、現場で必要なスキルとして求められます。

カウンセリングでイメージのズレを防ぐ

LBL講師の山崎

スタイルブックを活用する、専門用語を使わない、理想の状態を言語化する。

まとめたい、軽く見せたい、朝を楽にしたい、こういった日常の言葉で聞くことが大事です。

カウンセリングでイメージのズレが生じると、どれだけ技術が高くてもお客様の満足度は上がりません。専門用語を使わず、お客様が日常の言葉で話せる環境を作ることが、正確なイメージ共有につながります。

「まとめたい」「朝を楽にしたい」といった言葉の中に、お客様が本当に求めているものが詰まっています。

ワンレングスの独学で限界を感じるのには理由がある

美容室の椅子

練習を続けているのに上達している実感が持てない、何が悪いのかがわからない。そういった状態が続いている場合は、独学だけでは行き詰まりを感じやすいこともあります。

原因が自分では分からない

ワンレングスは基本動作のわずかなズレが仕上がりに大きく影響するカットです。テンションのかけ方、立ち位置、コームの角度などが毎回少しずつ違っていても、自分では気づきにくいことがあります。

ワンレングスはすべてのカットの土台となる技術だからこそ、癖やズレを放置したまま練習を重ねると、誤った動作が固定されていきます。

正しいやり方を固定して原因を一つずつ修正していくことが、現場レベルへの最短ルートです。独学では気づきにくい自分の癖やズレを客観的に見てもらえる環境が、上達のスピードを大きく変えます。

正しいやり方が固定できない

独学で最も起きやすいのが、毎回やり方が変わってしまうことです。うまくいったときも失敗したときも、何が原因だったのかを客観的に判断できる人がいないと、再現性のあるやり方を固めることができません。

なんとなく切り続けた結果、偶然うまくいくことはあっても、毎回再現することはできません。再現性のある技術を身につけるためには、正しいやり方を外から見てもらいながら固めていく環境が必要です。

スクールを選ぶときに見るべきポイント

ブランクがあり不安がある美容師が復帰に向けて講習を受けている

スクールを選ぶ際に大切なのは、見た目のカリキュラムや料金だけで判断しないことです。同じワンレングスを教えていても、指導の中身や環境によって身につくものは大きく変わります。

後悔しないスクール選びのために、以下のポイントを確認しておきましょう。

教科書通りではなく現場で使える技術を教えているか

美容学校で習うカット技術は、あくまで国家試験を通過するための基礎です。現場でも教科書通りの基本的なやり方を教えているサロンも少なくありません。

現場では髪質・骨格・クセが違うお客様を次々に担当しながら、毎回安定した仕上がりを出すことが求められます。

スクールを選ぶ際は、教科書通りの手順を教えるだけでなく、現場で起きるさまざまなケースに対応できる判断力と技術を指導しているかどうかを確認することが重要です。

カリキュラムの内容だけでなく、実際にどんな現場を想定した指導をしているかを事前に聞いてみることをおすすめします。

マンツーマンや少人数制で細かく見てもらえるか

ワンレングスの上達において、自分のズレや癖に気づくことが最も重要です。大人数のスクールでは講師の目が届きにくく、自分の動作の何が問題なのかを指摘してもらえないまま練習が進んでしまうことがあります。

マンツーマンや少人数制のスクールであれば、コームの角度やテンションのかけ方、立ち位置といった細かい部分まで一人ひとりに合わせたフィードバックを受けることができます。

上達のスピードを上げたいなら、指導の密度にこだわることが大切です。

継続して練習できる環境があるか

一度指導を受けただけでは技術は身につきません。正しいやり方を教わった後に、繰り返し練習してフィードバックを受けるサイクルを継続できる環境があるかどうかが、現場レベルに到達できるかどうかを左右します。

通いやすい場所にあるか、スケジュールの融通が効くか、スクールに行かない日も相談が可能かといった現実的な条件も、継続するためには重要な要素です。

LBLで身につくこと

ワンレングスカットの展開図

LBLは現場で通用するベーシックカットや訪問美容のスクールです。現場で通用するレベルまで引き上げることを前提に指導しています。

ワンレングスをはじめとする技術を、教科書通りではなく実際の現場を想定した形で習得できる環境を用意しています。

ワンレングスを軸にした再現性のある技術

LBLの指導はワンレングスを土台として、再現性のある技術を身につけることを重視しています。

姿勢・立ち位置・テンション・コーミングといった基本動作を一つずつ固めた上で、髪質・骨格・クセといったケース別の対応まで落とし込んでいきます。国家試験レベルからスタートしても、現場で使えるレベルまで丁寧に指導します。

不安な状態からでも成長できる理由

LBL講師の山崎

不安な状態でも成長できるのは「できな部分に気づけている=伸びしろが見えている」からです。美容師の技術は、丁寧さや確認、観察の積み重ねで伸びます。不安がある人ほどそこを意識できるので、結果的に精度の高い技術が身につきます。

苦手意識があっても、不安を感じていても、それ自体が成長している証拠です。最初から完璧にできる人はいません。LBLでは一人ひとりの現状に合わせて、現場レベルに到達できるまで丁寧に指導していきます。

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この記事を書いた人

中山貴史のアバター 中山貴史 teto代表

株式会社teto 代表取締役。美容師としての現場経験を経て、2010年に訪問理美容tetoを開設。2014年に株式会社tetoを設立し、高齢者施設・医療機関向けの訪問理美容サービスを展開。

現在は約400施設と契約し、年間55,000名以上の施術を担当。これまでに100名以上の訪問美容師を育成し、福祉美容分野の人材育成にも注力している。

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