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グラデーションボブが上手く切れない|重い・段差がずれる・四角く見える

グラデーションボブが上手く切れない|重い・段差がずれる・四角く見える

グラデーションボブは「重い」「四角い」「ワンレンっぽい」「左右がズレる」など、特定の失敗パターンが起こりやすいカットです。

原因のほとんどは、引き出し角度とガイドの管理にあります。これらを見直すだけで、仕上がりは大きく変わります。

目次

グラデーションボブが重くなりすぎる原因

グラデーションボブで「なんとなく重い」「もっさりした印象になる」と感じる場合、よくある原因は、引き出し角度が低すぎることです。

引き出す角度が低いと、グラデーションの丸みがつく位置が下がり、その上に重なる毛の量が増えて重く見えます。重さを感じてセニングで毛量を減らしても、角度が変わらなければシルエットが崩れてパサついて見えるだけで解決しません。

LBL講師の山崎

一番多い原因は引き出し角度が低いこと。丸みが下がれば重さが残るので、まずは角度の確認をしてみてください。

グラデーションボブでワンレンっぽく見える・四角く見える原因

グラデショーンカットのレッスン中

グラデーションボブとしてカットしたにもかかわらず、仕上がりが四角く見えたり、ワンレンと変わらない印象になったりする原因は同じです。

グラデーションが入っていれば、下段の毛束と上段の毛束が落ちる位置が少しずつずれ、重なりによって段が視覚的に出ます。

引き出す角度が低すぎると、この段差がほとんど付かず、毛全体が同じ場所に落ちてきます。段の差が出ないので、横から見ても後ろから見ても直線的なシルエットになり、四角い印象やワンレンのような仕上がりになります。

カット中に横からシルエットを確認し、丸みのカーブが出ているかを見ていれば、角度が低くなりすぎていてもその場で気づけます。

LBL講師の山崎

グラデーション不足だと思います。引き出す角度が低すぎてワンレンのような形になっているのが原因です。

低すぎないグラデーションをきちんと入れれば、ワンレンっぽくなることはありません。

グラデーションボブで段がつきすぎる・段がつかない原因

グラデーションボブの練習でよく見られる課題は、段がつきすぎることと、段がつかずワンレンに近い仕上がりになることです。一見すると正反対の失敗ですが、どちらも引き出し角度のコントロールに原因があります。

スクロールできます
症状原因
段がつきすぎる引き出し角度が高すぎる
段がつかない引き出し角度が低すぎる

角度が高すぎると段が深くつきすぎてグラデーションが強くなり、低すぎると段がほとんどつかずワンレンに近い仕上がりになります。ずれの方向は異なっても、根本の原因は自分の引き出し角度を把握できていないことです。

濡れた状態で判断しないことも重要です。

濡れた状態では髪が伸び、実際よりも段が出ているように見えます。乾いたときにどこに毛が落ちるかを想定しながらカットしなければ、仕上がりで段が出すぎる、または出ないという結果になりやすいです。

LBL講師の山崎

どちらも引き出す角度が原因です。乾いたところまでを想定してカットしていくとうまくいきやすいと思います。

グラデーションボブで左右の段差がずれる原因

グラデーションカットで角度を注意しながら切る様子

左右の段差がズレる原因は切り方の問題だと捉えがちですが、実際は姿勢や引き出し方、ガイドの管理にある場合が大半です。

同じ角度、同じ引き出し方で切っているつもりでいても、切る場所が変わるたびに、体の向きや髪との距離がわずかに変化します。

各箇所のズレはわずかでも、セクションをまたいで積み重なると、最終的に左右で目に見える段差になります。経験が浅いうちは特に、自分では気づかないうちにずれが生じることが多いです。

もう一つの原因は、ガイドを見失うことです。ガイドを正確に見ながら合わせていれば小さなズレはその都度修正できますが、ガイドから目が離れると誤差が蓄積したまま進んでしまいます。

立ち位置・体の向き・引き出しの方向を各セクションで一定に保ち、その都度ガイドを確認しながら作業を進めてください。切り方より先に、この2点を固定することがズレの解消になります。

LBL講師の山崎

グラデーションボブで左右の段差がズレる原因は、切り方よりも姿勢や引き出し、あとガイドを見失ってる方が多いです。

特に経験が浅いうちは、同じつもりで切っていても左右の僅かな差で積み重なってずれます。

グラデーションボブでドライ後に段差が見えてしまう原因

ウェット時には気にならなくても、乾かすと段差が浮き出て見えることがあります。濡れているときと乾いたときで毛の見え方が大きく変わるためです。

ウェット時は毛が束になってなじんで見えますが、乾くと毛が分かれ、つながりのない部分がそのまま段差として現れます。

  • グラデーションのつながりが切れている(セクション間で段がつながっていない)
  • 角度が急激に変わっている箇所がある
  • 特定の箇所に重なる毛が多すぎる

いずれも、ウェット時には見えにくく、ドライ後に初めて気づきやすいです。

修正するには、該当箇所を引き出し直して確認してください。つながりがどこで切れているか、角度がどこで変わっているかは、実際に引き出して確認しないと判断できません。

乾いた状態で目で確認しながら、問題のある箇所を特定してから修正に入るのが確実です。

LBL講師の山崎

グラデーションのつながりや重なる毛が多すぎたり、原因は様々です。引き出しなおして確認するところから修正することを始めるといいかと思います。

グラデーションボブでセニングはどこに入れるか

美容師のはさみ

グラデーションボブでセニングを入れる場所は、中間セクションが中心になります。中間セクションで内側の毛量を調整すれば、表面の毛の質感とシルエットを保てるからです。

表面の毛は外から見えるため、そこにセニングを入れすぎると毛先がバラバラになり、バサついた印象になります。

グラデーションボブは、シルエットが崩れると仕上がり全体に影響します。そのため、表面をセニングするときは、すき具合に特に気をつけてください。

セニングを入れてはいけない場所が、必ずしもあるわけではありません。ただし仕上がりを左右するのは、入れる量を適切にコントロールできるかどうかです。

LBL講師の山崎

入れる場所は中間セクションがメインになります。NGは特にないと思いますが表面など過剰に入れてしまうとバサバサになりがちです。

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この記事を書いた人

中山貴史のアバター 中山貴史 teto代表

株式会社teto 代表取締役。美容師としての現場経験を経て、2010年に訪問理美容tetoを開設。2014年に株式会社tetoを設立し、高齢者施設・医療機関向けの訪問理美容サービスを展開。

現在は約400施設と契約し、年間55,000名以上の施術を担当。これまでに100名以上の訪問美容師を育成し、福祉美容分野の人材育成にも注力している。

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