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新卒で訪問美容師になるのはアリ?おすすめルートと後悔しない注意点

新卒で訪問美容師になるのはアリ?おすすめルートと後悔しない注意点

訪問美容という職業があるという認知が広がってきて、美容学校の学生の中には、新卒でサロンに就職せず訪問美容師になりたいという人も多くなってきています。

そこで今回は、新卒から訪問美容師になることは可能なのか?また、サロンに就職しない場合の公開しない為の注意点なども合わせて紹介します。

目次

新卒で訪問美容師になる事が可能か?

新卒で訪問美容師になりレッスンをする様子

新卒で訪問美容の会社に就職は一部で可能

訪問美容の会社では、基本的には即戦力を求めている場合が多いので、カットができるスタイリストデビューしている人材を求めます。

  • カットメインなのでカットができる人材が欲しい
  • レッスン時間を取れない
  • 薄利多売の業界なので、生産性の向上に向かない新卒は敬遠されがち

こういう理由から、多くの会社では新卒は採用していないです。

tetoはりびふく会の一員ですが、りびふく会へ加盟している約20社の会社で新卒を採用しているのは、全国的に展開している髪やさんと、九州のtetoくらいです。(他にもあると思いますが、大手じゃないと厳しいと思います。)

新卒で訪問美容師になりたい方は、多くの施設と契約しているような会社に問合せてみることをおすすめします。

teto代表中山

tetoは最初1人で私が始めましたが、4~5人でやっている時代でも新卒を採用するのは難しかったです。今は契約施設も増え、施術以外でも貢献できる仕事の種類や量が増えたので、新卒採用が可能になりました。

tetoが新卒を採用し続ける理由

  • たくさんの美容師を雇用する中で、技術チェックの仕組みが整い、教育レベルの水準も上がってきた
  • 新卒の後輩が入る事で、中間のスタイリストたちが更に育ち、会社のレベルが上がる
  • 雇用は永遠のテーマと考えた時、若い世代の採用は必要
  • 若い世代は入居者様に孫のように可愛がられ、その雰囲気が施設様へのパフォーマンスの一つになる

会社としての継続性、社内のモチベーション、お客様の喜びなど、新卒を採用できる規模になってからは、会社が更に成長しているので、tetoは今後も採用し続ける予定です。

新卒の訪問美容師の仕事とレッスン内容

介護美容でシャンプーを行う訪問美容師

新卒の訪問美容師の仕事

  • 誘導
  • 掃除
  • ベッドカットのサポート
  • シャンプー台の設置
  • 書類の整理など

まだ施術ができない新卒のスタッフには、主にこのような仕事をやってもらっています。それと並行して、訪問美容師としての勉強や、スタイリストになるためのレッスンを行っています。

tetoでは仕事が早く終わった時は、就業時間中にレッスンしていたり、就業時間外の場合は残業代が出るので、しっかり仕事として学んでもらっています。

新卒訪問美容師のレッスン内容

サロン勤務と違い、訪問美容に必要な技術や知識をまずは学んでもらっています。

  • 車椅子の押し方
  • 歩行補助
  • 移乗
  • シャンプーとブロー
  • 前流しシャンプー
  • ベッドシャンプー
  • カラー
  • ワインディング
  • ベーシックカット(一通り切れるようになるまで)
  • モデルカット
  • カットデビュー

このように、一般のサロンで習うような技術は一通り教えています。

tetoではお客様に慣れてもらうために、1年程度で丸刈りやワンレングスなどができるようになり、部分的なスタイリストデビューを果たします。

他の基本的な技術も含め、1年半程度を目途とした育成プログラムを構築。その後経験を積み、20カ月後くらいには1人で現場に行けるようになります。

基本的な技術や知識を習得した後は、LBLでも講師を行っているプロから、一般サロンでも通用する現代のカット理論や技術など、習いたいものを講師から習います。

teto代表中山

新卒は基本的に、訪問美容で使う技術を先に集中して習わしていますが、美容師としての幅や引き出しの多さを持つことも大切です。

ですので、訪問美容では需要が少ない技術も学べるようにしています。

今月はモデルを使って美容室でダブルカラーのレッスンをしたし、カリキュラムにはないけど、縮毛矯正なども習いたい場合は教えています。

新卒から訪問美容師を目指す場合に後悔しない為の注意点

LBLレッスン

おすすめルートは2つ

  • 2~3年ほど一般サロンで経験を積んだ後に訪問美容師になる
  • 教育体制がしっかり整った訪問美容の会社に就職する

新卒で訪問美容師になるなら、後悔しないために以下の認識をもっておきましょう。

  • 訪問美容は短いスタイルが8割
  • 薬剤の進化についていけない
  • 練習しても実践の経験を積めない

訪問美容では男女ともにスッキリしたスタイルを求められることが多く、ロングや現代風のスタイルに仕上げることは少ないです。ですので、スタイルの幅が狭く様々なスタイルへの対応や経験を積めない点は頭に入れておいてください。

tetoでは新卒にレッスンを行なえる体制が整っていますが、それでも実際のお客様へ施術する回数が、サロン勤務の美容師に比べるとかなり少ないので、身に付きにくいし感覚的なズレが生じるのは確かです。

白髪染めがメインの訪問美容では、薬剤の進化にもついていけなくなるのも注意したいところ。

最初から訪問美容の世界に来ると、訪問美容に必要な技術と知識と経験が中心になるので、その後に一般の美容室への転身が難しくなります。

一般の美容室から訪問美容より、訪問美容から一般の美容室に転身の方が大変なので、転進の際は相当の努力が必要だと思います。

teto代表中山

幅広く学んだ方が対応力が高まるので、新卒を育てる環境が整う前までは、3年くらいしっかりサロンで教育を受けてきてほしいと考えていました。

高齢者、障害や病気の方をメインに施術をするので、そういう点も自分に合うのかを見極める必要があります。

それらの点を踏まえても、訪問美容師になりたいと迷いがない場合は、レッスン体制が整った訪問美容の会社へ入社をおすすめします。

教育体制が整っていない場合や、訪問美容に特化した教育しかない場合もあるので、必ずどういう教育体制があるのかは聞くようにしましょう。

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この記事を書いた人

中山貴史のアバター 中山貴史 teto代表

株式会社teto 代表取締役。美容師としての現場経験を経て、2010年に訪問理美容tetoを開設。2014年に株式会社tetoを設立し、高齢者施設・医療機関向けの訪問理美容サービスを展開。

現在は約400施設と契約し、年間55,000名以上の施術を担当。これまでに100名以上の訪問美容師を育成し、福祉美容分野の人材育成にも注力している。

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