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訪問美容tetoの福祉美容師の1日の仕事や施術の流れ

訪問美容tetoの福祉美容師の1日の仕事や施術の流れ

福祉美容師を目指している方、訪問美容を利用してみたい方、どちらにも具体的にどういうお仕事や流れなのかを分かるように、訪問美容tetoの福祉美容師の1日の仕事や施術の流れを紹介します。

目次

訪問美容の流れ:前日に道具の準備を済ませる

パーマのロッド

美容室はお店に全て道具が揃っているけど、訪問美容は車に積んで持って行かないといけません。しかし、車に積める量も限られているので、必要かもしれないからという物を全て持っていく事はできません。

予約された注文以外の注文も入るので、カラーの薬剤は幅広く用意した上で、予約票を事前チェックして、そこから少し多めに準備します。夏場など気温が高い時に車に薬剤に置いておくと影響が出るので、事務所内に置いて朝取りに来る必要があります。

また、次のサイクルは必ずパーマのはずだけど、今回は注文されていない場合はパーマ道具も積んでおくなども必要です。

シャンプー、スタイリング剤などの購入もあるので、お客様の購入意欲がある商品は持って行くようにしています。

teto代表中山

一般的な美容室とは違って、忘れ物をしたら取りに帰る時間はなく、施術ができなくなるので、忘れ物は絶対にできません。しっかりと前日にチェックして準備しておく事が大切です。

訪問美容の流れ:施設へ出発

訪問美容で車で出発する福祉美容師

社用車を使用するスタッフは会社から、自家用車を使用するスタッフは施設へ直行します。

訪問美容は様々な施設に色々な道具を持って行くので、車がないとできません。社用車がある会社なら車は持っていなくても大丈夫ですが、自動車運転免許証は持っていないといけません。

免許がない人でもアルバイト採用や業務委託契約などを行うこともありますが、その場合は、その人の住まいの近くの施設に行くか、エリアが近い社員に迎えに行って貰って、複数で行く施設のシフトに入る事になるので、仕事の数が限られます。

teto代表中山

訪問美容なので車持ちが理想で、免許ありの方が求人での採用率は上がります。

訪問美容の流れ:施設で美容空間を作る

出張した施設で訪問理美容サービスを行う場所を整えた状態

厚生労働省「出張理容・出張美容に関する衛生管理要領について」で通知されていますが、訪問美容を行う際は、不特定多数が利用しない場所で、床はビニールシート等を敷き 、十分な採光・照明・換気を確保するなど決まりがあります。

そのため、上の画像のように美容のための空間を作る必要があります。

  • シートを引く
  • 椅子を置く
  • コンセントを繋ぐ
  • 道具を置く棚の設置

なれている施設なら10分程度で済みます。場所は、お風呂場の脱衣所、空き部屋、共有スペースの流し台の前、廊下で切る事が多いです。

入浴日に訪問を希望される施設の場合は、髪を切った後はそのままお風呂で入浴されますが、シャンプーも行う場合は、お風呂場をお借りし前流しでシャンプーすることが多いです。

お風呂場が借りれない場合や、契約で必要となっている場合は、組み立て式シャンプーで流します。この組み立てに更に約10分程度かかります。

tetoで伺う高級系の施設では、美容室が設置されている場合もあり、道具なども置かせてもらっているので、準備の時間が少し短縮されます。

訪問美容の流れ:午前の施術開始と昼休み

訪問美容師が髪を切っている

開始時間は9:00〜9:30が基本です。tetoでは1時間で3人を切ることを目安にしているので、1時間で3人、午前中に6~10名の髪を切ります。

一般的な美容室はシャンプーカットブローで45分~1時間、スタイリストはカットのみで1人20~30分程度、カット専門店はカットのみで10分程度なので、多くの人は可能なスピードです。

髪を切る場所まで誘導がありますが、施設によって職員の方がされる場合と、tetoスタッフが行う場合があります。1人の誘導に20分近くかかる事もあるので、teto側が行う場合はカットできる人数が少なくなるので、それを踏まえたシフトが必要です。

カウンセリングは、誘導時のお客様を引き継ぐ時に、必ず職員さんを交えてカウンセリングを行います。トラブルにならないように、どういうカットをするかを職員さんを交えて確認が必要です。

多くの施設で12:00〜13:00くらいからお昼休みになります。入所者の方がお昼ご飯を食べたり、お薬を飲む時間があるので、tetoが訪問する施設では必ず休憩が入ります。

teto代表中山

一般的な美容室だと瞬間的に昼ご飯を食べて、直ぐに施術に戻ることも多かったですが、訪問美容は昼に必ず休憩できるし、ご飯もゆっくり食べることができます。

多くはお弁当を作ってきたり、コンビニで何かを買ったりして車で食べていることが多いですが、施設の休憩室を使っていいですよという場所は、使わせていただいています。

外出しても問題ないので、気分を入れ替えること可能です。

訪問美容の流れ:午後の施術開始と終業

訪問美容で施術中の福祉美容師たち

開始時間は、13:00〜13:30が基本です。午前中と同様にお客様のカットを行います。全てのお客様への施術が終わったら、掃除をし、切った髪を含めて全て持ち帰る準備をします。

その後に施設に清算してもらい、道具を片づけ帰路へ。終了は施設や人数にもよりますが、15:30〜17:00が基本です。

終了時間が早く見込まれる時は、施設のエリアから行ける範囲で、16:00頃に在宅訪問を組み込みます。在宅の方には、次回訪問の予約がされているので、上手くシフトを組み合わせます。

そのまま直帰するスタッフもいますが、社員は会社に1度戻ります。

  • 道具や髪やゴミなどの片づけ
  • 薬剤など消耗品の補填
  • 明日の現場の準備をし車に積む
  • 商品管理、カルテ管理、シフト管理など各々の仕事

これらが終わったら、最後に事務所の掃除をし、17時55分に終礼、18時退社となっています。

teto代表中山

お客様対応や、道路の込み具合などで遅くなってしまうこともありますが、tetoではしっかり残業代を出しています。

訪問美容の流れ:新人や若手はレッスン

美容室でレッスンする訪問美容師

一般の美容室とどうように新人や若手はレッスンをしています。tetoでは毎週月~水に残業代をつけてレッスンが基本ですが、時間に余裕がある場合は営業中の時間に行っています。

訪問美容を主体としていますが、LBL用の練習場や実店舗もあるので、練習はしっかりやれます。

創業したばかりの頃は即戦力しか雇うことができませんでしたが、こういう環境も整えることができたので、現在は未経験の新卒なども採用しています。

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この記事を書いた人

中山貴史のアバター 中山貴史 teto代表

株式会社teto 代表取締役。美容師としての現場経験を経て、2010年に訪問理美容tetoを開設。2014年に株式会社tetoを設立し、高齢者施設・医療機関向けの訪問理美容サービスを展開。

現在は約400施設と契約し、年間55,000名以上の施術を担当。これまでに100名以上の訪問美容師を育成し、福祉美容分野の人材育成にも注力している。

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